お葬式・法事・法要

故人・ご先祖様を思う大切な時間
お葬式や法事などは「仏事」とも呼ばれます。
仏事と申しますので、
これら法要には
古くからお寺や僧侶が携わって参りました。
大明寺も長い歴史の中で、
多くの仏事に携わって参りました。
ご家族に寄り添うことを第一とし、
儀式は厳粛に執り行わせていただきますので、
何事も遠慮なくご相談ください。

お葬式について

お葬式は、仏教や臨済宗の数ある仏事の中で、最も大切な儀式の一つとして位置づけられています。
なぜ大切かと申しますと、
儀式とは故人様が我々のいる現世から離れ、極楽におられるお釈迦様の元で心穏やかにお過ごしいただくための受戒、つまり仏弟子との儀式を意味するからです。
戒とは「心を清らかに保つ決まりごと」であり、それを護ると誓った証として授与されるのが、いわゆる「戒名」です。
戒名とは仏弟子としての証ですので、生前に授与させて頂くことも可能です。
ご家族に経済的の負担を掛けたくない、
自分の好きな漢字や趣味などを反映した戒名が頂きたいという方に支持されています。
法事について

ご法事とは、故人様の追善供養です。
仏教で故人が現世から極楽に向かう道すがら関所が設けられ、生前の行いが果たして極楽に赴くにふさわしいかどうかを判断すると考えられています。
故人が生前に行った善行を、僧侶と家族が一体となって現世から読経の功徳によって追加的に証明し、故人の極楽への門出の援けとすることから追善と言われています。
一般的に忌明け・百か日・一周忌・三回忌・七回忌と執り行った後は、
三・七(十三回忌・十七回忌など)に当たる年、お寺、地域により二十五回忌に法要を行います。五十回忌以降は五十年ごとになります。
故人様に縁のあるご家族や親戚が一同に会することができるのも法事です。参加される人数や規模の大きさは関係ありません。縁深き方の在りし日を偲ぶ大事な機会を設けるよう心がけてください。
当寺では、お家に伺い法事の読経、本堂での法事も受け付けさせて頂いています。法事のご依頼は、当寺にご連絡ください。
法要について

新しく仏壇を購入した際の開眼供養、お性根入れ、供養、お引越しや買い替えなどでの仏壇を閉じる為の閉眼供養、お性根抜き、或いはお墓の開眼、お性根入れ・閉眼、お性根抜き、お位牌の開眼、閉眼も受け賜わっています。
開眼とは、新しい仏壇とお祀りする御本尊や脇侍様に読経の功徳で新たな命を吹き込み、先祖供養の気持ちを新たにする儀式です。
閉眼とは、引っ越しや買い替えなどで役目を一旦終えた仏壇などから感謝の読経を以て魂を抜く法要です。お位牌の開眼、閉眼も同じ意味合いを持ちます。
ともに大切な儀式ですので、是非とも執り行ってください。