開かずの間
切腹の間

竹田城の武士二十四名
竹田城の武士二十四名
武士が主君への
忠誠心を貫く物語
戦国の世、竹田城が戦火に包まれたとき、忠義を尽くす24名の武士たちは、一時的に難を逃れ、大明寺へと身を寄せた。しかし、彼らがそこで耳にしたのは、城主が戦場にて潔く自刃したという報せであった。
彼らは己の運命を悟り、主君への忠誠を貫く決意を固める。畳を剥がし、床下に深く穴を掘ると、そこを主君と共に果てる覚悟の場とした。
この悲壮なる忠義の物語は、後世に語り継がれ、大明寺の一室は「開かずの間」または「切腹の間」と呼ばれるようになった。武士が主君への忠誠心を貫く物語として、今も語り継がれています。